介護や生活でお困りの方
ふくし総合相談窓口
「どこの窓口に相談したらいいかわからない・・・」
「問題がいろいろあって・・・あちこちの窓口に相談しないといけないのかしら」。
社会生活の中には、様々な支援制度とたくさんの窓口があります。困ったとき、何かあったときに「どこに相談したらいいのだろう・・・」と思うことはありませんか。社協では、制度の枠に収まらない“困りごと”の解決に向けて、関係機関と連携をしながら問題の解決に取り組みます。お気軽にご相談ください。
生活困窮者自立相談支援事業
- 訪問による支援も含め、生活に困窮している人を早期に把握して支援につなげます。
- ワンストップ型の相談窓口として、生活に困窮する人に支援を提供する拠点です。
- ひきこもりなど様々な問題を複合的に抱えた人に、必要な支援を包括的・継続的に提供します。
- 地域での支援ネットワークを強化するために、様々な関係機関と連携しながら地域づくりを進めます。
●自立相談支援事業
生活困窮者の相談に広く対応し、当該生活困窮者が抱える課題を把握するとともに、その置かれている状況や本人の意思を十分に確認することを通じて個々人の状態にあった支援計画の作成など包括的に行います。
●家計改善支援事業
家計に問題を抱える生活困窮者からの相談に応じ、相談者とともに家計の状況を明らかにすることで相談者の生活の再生に向けた意欲を引き出すとともに、家計支援計画の作成、必要な情報提供、専門的な助言及び指導等を行い、相談者自身の家計を管理する力を高め、早期に生活が再生されることを支援します。
●就労準備支援事業
ひきこもりや生活困窮者等の方に対し、早期就労に向けた就業相談やアドバイス、また生活リズムの改善に関する専門的な助言・指導などを実施することで、一般就労に従事する準備としての基礎能力の形成を計画的かつ一貫して支援します。
対象者
誰でも相談することができます。
相談の流れ
・就労や家庭、心身の問題など抱えている課題を支援員がお伺いします。
・相談の内容によっては、適切な対応ができる専門機関につなげます。
・窓口に来られない場合には、訪問してお話をお伺いします。
・①で伺った課題を評価・分析し、必要となる支援を把握します。
・相談者の希望を尊重しながら、必要な支援が計画的に提供されるように自立支援計画を作成します。
・相談者の状況に合わせながら、継続的に支援を提供します。
たすけあい資金貸付事業
低所得世帯またはこれに準ずる生活状態にある世帯や緊急に資金を要する世帯を対象に、5万円以内の資金を無利子で貸付し、経済的自立を支援します。
貸付限度額
5万円(保証人が必要です) ※居住する地区の民生委員の意見書が必要です
手続きについて
- 相談:ご家族の状況や収入、負債や貸付金の使途についてお話を伺います。
- 申請書類の準備と申込:相談により資金貸付の申請が適切と判断された場合には、申請書をお渡しします。
- 民生委員の面接:資金借り入れの必要性や世帯の状況について説明していただき、意見書を記入していただきます。
- 審査及び貸付決定:申請書提出後に貸付について審査を行います。貸付の可否については決定後速やかに申請者に連絡します。審査の結果によっては貸付ができない場合があります。
- 資金交付:借用書を提出いただきます。
- 返済(償還):貸付時にお約束いただいた内容で償還していただきます。また、償還完了まで鹿角市社会福祉協議会の職員が相談支援を行います。住所や氏名など届出内容に変更があった場合や、償還が難しくなった場合、お困りの場合は必ず連絡・相談して下さい。
- 償還完了:償還完了後、借用書を返却します。
生活福祉資金貸付事業
低所得世帯や高齢者世帯、障がい者世帯に対し、福祉関係者や各種相談窓口と連携した相談支援と資金貸付を行っています(秋田県社会福祉協議会受託事業)。
対象となる世帯
低所得世帯、高齢者世帯、障がい者世帯
資金の種類
・総合支援資金…生活支援費、住宅入居費、一次生活再建費
・福祉資金…福祉費、緊急小口資金
・教育支援資金…教育支援費、就学支度費
・不動産担保型生活資金…不動産担保型生活資金、要保護世帯向け不動産担保型生活資金
貸付限度額
貸付の種類によってそれぞれ異なります。※利息は、貸付を受ける資金の種類や連帯保証人の有無により異なります。
償還期限
貸付の種類によってそれぞれ異なります。
連帯保証人
貸付を受けるためには、原則として連帯保証人が必要です。ただし、資金の種類によって連帯保証人を立てなくても貸付を受けることができます。※ 連帯保証人を立てない場合は利息がつきます。
手続きの流れ
- 社会福祉協議会に相談します。
- 生活状況や資金の使途、家計の収支状況などの確認を行います。
- 申請書、添付書類を提出します(※資金の種類により異なります)。
- 秋田県社会福祉協議会が貸付の可否を決定し、その結果を通知します。
- 借用書を提出します。
- 貸付資金を指定口座に送金することにより交付します。
詳細は、こちらから
フードバンク事業
鹿角市社会福祉協議会では、コープ東北サンネット事業連合と協定を結び、生活困窮世帯等への食料品などを提供するフードバンク事業に取り組んでいます。「明日食べるものがない」、「数日食べていない」といった緊急の食料支援に対応しています。食料支援のほかにも様々な相談に対応いたします。お気軽にご相談ください。
このほか、市内にはフードバンク活動(食料支援)を行っている団体さんがあります。
非営利団体幸せサポートいろどり
詳細は、
日常生活自立支援事業
判断能力が低下した高齢者や障がいのある方が、住み慣れた地域で安心して生活できるように福祉サービスの利用援助や金銭管理等の支援を行っています。
対象となる方
判断能力の低下した高齢者や知的障がい者、精神障がい者
利用料
相談や支援計画作成費は無料です。サービスは1回1時間以内まで1,000円、1時間を超えた場合は以降30分ごとに500円です。※ただし生活保護世帯の場合は無料
利用開始までのながれ
- 社会福祉協議会に相談します。
- 専門員が訪問して生活状況や困りごとを確認します。
- ご本人に確認しながら専門員が申請書類や支援計画を作成します。 契約締結審査会において利用の可否が決定されます。
- ご本人と社会福祉協議会が利用契約を締結します。
- 地域ごとに配置されている生活支援員により支援が提供されます。
詳細は、こちらから
成年後見制度法人後見事業
権利擁護センターを運営している鹿角市社会福祉協議会が、家庭裁判所から「成年後見人」等に選任された場合に、本人の支援を行います。後見人等の主な仕事は①身上監護と②財産管理の2つです。
- 身上監護とは
本人に契約能力がない場合に介護契約や施設入所契約など本人の身上の世話や療養看護を行うもの。
・施設の入退所に関すること~老人ホームなどの施設の入退所・処遇の監視など
・介護、生活に関すること~介護保険の利用手続きや介護サービス提供者等との契約、費用の支払いなど - 財産管理とは
本人の資産や負債、収入および支出の内容を把握し本人の生活状況に適した計画的な支出をするもの
・銀行などの金融機関との取引や支出、収入の管理
・不動産などの重要な財産の管理、処分、権利証・通帳などの保管
鹿角市成年後見支援センター事業
成年後見制度の利用促進を図るため、「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が施行され、だれもが権利擁護支援が届く体制整備が求められています。当市においては「鹿角市成年後見制度利用促進基本計画」(2020年12月)を策定し、その計画の中には権利擁護を必要とする人への早期発見と仕組みや迅速に適切な対応がとれるよう体制整備を進めることにし、その中核となる機関として「鹿角市成年後見支援センター」を開設しました。2000年4月に介護保険制度と同時に、成年後見制度も始まりましたが、介護保険が介護を必要とする高齢者を支える制度として定着したのに対し、成年後見制度の利用は順調とは言えません。成年後見制度が進みにくかった理由はニーズがないからではなく、司法や福祉、各関係者等との連携が難しかったことが理由の一つです。急速に進む高齢化や核家族化の中で、成年後見制度の利用が必要かもしれないケースは今後も増加していくことが予想されており、センターの活用を進めていきます。
成年後見支援センターの業務
- 相談
成年後見制度の利用が必要であるかを検討し、今後の方向性について一緒に考えていきます。また、成年後見制度や福祉サービス利用援助事業に関する相談をお受けします。
受付時間:月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分(土・日・祝祭日や年末年始はお休み)
※センターへ来所してご相談の場合、事前にお電話いただけるとスムーズです。 - 申し立て手続きのお手伝い
家庭裁判所に申し立てをする際の必要書類の説明や申立書の書き方等の支援を行います。 - 後見人のサポート
親族の後見人を引き受けている方や、後見人を初めて受ける方の相談を受け付けて支援を行います。 - 広報・啓発業務
研修会の開催や広報活動などをとおして、成年後見制度の周知や利用促進を図ります。 - 関係機関との連携
行政機関、関係機関等専門職との連携体制の構築に努めます。また、成年後見人等からの相談に対する支援を行うほか、制度利用に係る課題等の把握に努めます。
不登校・ひきこもりに関する個別相談会
鹿角市社会福祉協議会は、不登校・ひきこもりに対する理解を深めていただくとともに、対応方法などを考えるきっかけとして個別相談会を開催しています。対象はひきこもりがちな方やご家族の方、不登校の保護者や関係機関の方々です。
内容:社会福祉士・精神保健福祉士による個別相談
時間:40分程 ※予約制
会場:鹿角市社会福祉協議会
相談の日程・予約時間:①9:00~ ②9:45~ ③10:30~ ④11:15~
4月13日(土) | 5月11日(土) | 6月1日(土) | 7月6日(土) |
8月3日(土) | 9月7日(土) | 10月5日(土) | 11月2日(土) |
12月7日(土) | 1月11日(土) | 2月1日(土) | 3月1日(土) |
親の会
個別相談会と同じ時間帯に、本人の状況を理解するための勉強会や同じ悩みを持つ親御さん同士の交流の場として親の会を開催しています。ぜひご参加ください。
みんなの居場所プログラム
鹿角市社会福祉協議会では、『居場所づくり事業』を行っており、毎月クラフトバンドや絵手紙といったレクリエーション活動を実施しています。また、プログラムを実施していない日も常時会場を開放しており、Wi-Fiも利用できます。
バスの待ち時間やちょっとした休憩場所としていつでもご利用ください。
就労体験
居場所から外に出てお仕事の体験ができます。図書館での本の拭き取りや農作業などの体験ができます。対象となる方は就労経験が少ない方やコミュニケーションををとるのが苦手な方、長期間就労していない方などです。
花輪・尾去沢地域包括支援センター
在宅で高齢者を介護しているご家族に対して、ニーズに対応した各種保健・福祉サービスが一体的・総合的に受けられるように関係行政機関やサービス実施機関等との連絡調整や申請の代行を行っています。また、ひとり暮らし世帯等の要援護世帯の実態把握や見守りのためのネットワークづくりも行っています。
こんな相談に対応しています
・介護が必要な家族がいるが、どのようにしたら良いか分からない
・介護保険や公的な福祉サービスについて、どのようなサービスをどのように利用したら良いか知りたい
・自宅をバリアフリーに改装したいが、どのようにしたら良いか分からない
・認知症について知りたい
≪直通問い合わせ先≫
鹿角市花輪・尾去沢地域包括支援センター
TEL:0186-22-0502 FAX:0186-22-0007
E-mail:houkatsu@kazunoshishakyo.or.jp
認知症カフェ(ぷら~っとカフェ)をご利用ください
毎月第3木曜日に開設しています。どなたでも参加できます。お気軽にお越しください。
福祉サービス向上に関する苦情相談窓口
鹿角市社会福祉協議会は、利用者等からの苦情に対して、苦情受付担当者が受付し、苦情等解決責任者が苦情解決にあたることにより適切な解決を図り、福祉サービスの向上に努めます。また、社会性や客観性を確保した、福祉サービス向上委員会を設置しています。
アルコールやギャンブル等で困っていませんか?
依存症は、ある特定の物質や行動等を繰り返し、やめたいと思ってもそこから抜けられなくなることです。 アルコールやギャンブルをストレス解消に楽しむ人もたくさんいますが、周囲に迷惑をかけ、日常生活に支障をきたすようになった状態を『依存症』と言います。依存症は回復が可能な病気です。お困りの方は、一度相談をしてみませんか。
鹿角アディクション問題を考える会
アディクションとは、物事にはまり、癖になって止められなくなる「依存症」のことです。たとえば、高血圧や糖尿病等の治療を受けながら、酒を止めようと頭で考えても、止められず病気が悪くなっていませんか。また、経済状態や人間関係が悪化しても、止められないギャンブルなどの問題はありませんか。依存症は特効薬がなく、周囲の人たちを巻き込んでしまう厄介な病気です。どのような解決方法があるのかを、当事者、家族、支援する関係者が集まってみんなで学習し、解決への糸口を探っていきます。
開催日時:毎月第3水曜日 19時~20時30分
会 場:鹿角市福祉保健センター 2階・会議室
参加費:200円(お茶代)
アルコール学習会(断酒会)
アルコール学習会は、酒に悩む方々が勉強し、理解しあいながら問題を解決していく自助組織です。特別に難しいことをしているわけではありません。お互いに語り、聴くことで自分と酒の関係をみつめ、飲まない日を継続する努力をしていきます。酒で悩んでいる方、ぜひお越しください。家族等からの相談もお受けしています。
開催日時:毎月第2水曜日 13時~15時
会 場:鹿角市社会福祉協議会 1階・団体活動室
【問い合わせ】
いずれも社会福祉協議会へご連絡ください。
TEL:0186-30-1555
※メールでの相談にも対応します。
E-mail:fukushinosoudan@ink.or.jp
※開催日については、「社会福祉かづの」(P1上)へ毎月掲載しております。
でねがーサロン
精神保健ボランティアの会「でねがー」では、家に閉じこもりがちな精神に障がいを抱える方がお茶を飲んだり自由にお話しができる空間として、毎週土曜日にさわやかサロンを開設しています。また、毎月第2・4週を余暇活動日として、花札やトランプ等ができるように、またお昼には、手作りのおにぎりと味噌汁を用意し、午前から午後にかけ、楽しみながらゆったりと過ごせるようにしています。
「障がいのある人もない人も一緒に余暇活動を楽しんで、心豊かに暮らしていきましょう」と、会ではサロンに訪れる方をお待ちしています。どなたでも参加できます。お気軽にお越しください。
開催日時:毎週土曜日:10時~14時 (※祝日、年末年始はお休み)
会 場:福祉保健センター2階和室
参加費(昼食代):第2・4週のみ 200円
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